不祥事マップ
政治家政策ウォッチ(政党交付金・議員1人で党を存続)経過観測中

中道改革連合、48人離党後も渡辺創氏1人を残して党を存続 10月分の政党交付金5億8470万円が交付済み、12月分も受け取る見通し

対象組織:中道改革連合(代表 渡辺創)

発生(とされる時期)
2026-09-09
公表・報道
2026-09-09
最終更新
2026-11-02

時系列(最初から)

  1. 2026-04-20・続報
    中道改革連合に2026年分の政党交付金の第1回(5億8,470万3,000円)が交付される。
  2. 2026-07-17・続報
    第2回(5億8,470万3,000円)が交付される。
  3. 2026-09-09・発生(とされる時期)
  4. 2026-09-09・続報
    臨時常任幹事会で、党を解散せず議員が抜ける「分派」の形を決定。小川淳也代表は交付金を満額受け取る方針を示す。
  5. 2026-09-11・続報
    立憲系議員の会合で、渡辺創氏1人を党に残すことを確認したと報じられる。
  6. 2026-09-16・続報
    議員総会で48人の離党を承認。渡辺創氏が全会一致で代表に就任。
  7. 2026-09-18・続報
    藤井総務相が「法律の規定に従い対応」と述べ、議員数が変わっても今年の交付額は変わらないと説明。泉健太氏は説明不足として民主改革の会への参加を見送る。
  8. 2026-09-24・続報
    公明出身の衆院議員28人が公明党に復党。民主改革の会(18人)・公明党・中道で衆院の統一会派「中道」(47人)を結成。
  9. 2026-10-20・続報
    総務省が10月分の交付額を公表。中道改革連合に5億8,470万3,000円が交付された(請求は10月1日)。
  10. 2026-10-21・続報
    産経新聞が、階猛・民主改革の会幹事長の10月20日の記者会見での発言として、中道と合流した後の政党に入る政党交付金で、旧立憲民主党系の総支部長140人以上への支援が可能になるとの見通しを報じる。
  11. 2026-10-22・続報
    原口一博・減税日本・ゆうこく連合代表(前衆院議員)がXで中道の交付金受け取りを批判し、旧立憲民主党の議員に公開討論を申し込みたいと投稿(J-CASTニュース)。
  12. 2026-10-23・続報
    民主改革の会の小川淳也代表(中道の前代表)が記者会見で、交付金5億8,470万3,000円の受け取りについて「最終的に私に大きな責任がある」と陳謝(共同通信・時事通信)。
  13. 2026-10-23・続報
    同じ会見で小川氏は、来年の交付金への批判を前置きにした他党との連携の質問に「それ以上のことを申し上げる環境にはない」と述べるにとどめる(産経新聞)。
  14. 2026-10-24・続報
    産経新聞が10月24日付のコラム「産経抄」で、中道の交付金受け取りを批判し、政党助成法の改正を求める。
  15. 2026-10-26・続報
    週刊新潮(デイリー新潮)が、中道が来年約17億円を受け取る見通しだと報じる。
  16. 2026-10-26・続報
    自民党の浅尾慶一郎元環境相が産経新聞の取材に、みんなの党の解党時に交付金などを国庫に返納した例を挙げ、中道にも返納を勧める(産経新聞)。
  17. 2026-10-28・続報
    渡辺創代表が週刊文春の取材に書面で回答。2026年分の交付金に残額が出れば国庫への返納も含め適切に対応するとし、返還額は現時点で確定できないと説明(週刊文春)。
  18. 2026-10-29・続報
    小川淳也氏がニコニコニュースの番組で高校生の質問に答え、批判を招いたことを謝罪。残額が出れば「お返しするというのが筋道」と述べ、使い道は会計監査の後に領収書も含めて公開するとしたが、時期は示さなかった(ニコニコニュースの番組)。
  19. 2026-10-30・続報
    中道改革連合が第22回常任幹事会で4つの総支部の解散を決定。渡辺代表の就任後に解散を決めた総支部は合わせて11に(中道改革連合の公式サイト)。
  20. 2026-11-01・続報
    小川淳也氏が高松市の対話集会で、交付金が1人に集中する形への有権者の違和感を想像できなかったことを「私の最大の落ち度」と述べた。来年以降の分は、1人で受け取るのはおかしいという声が勝る場合は返金・返納すべきだと思うと語った(小川淳也チャンネル)。

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概要・経緯(公表事実の整理)

【何が起きたか】2026年1月に立憲民主党と公明党の衆院議員が合流して結成した「中道改革連合」は、2月の衆院選で49議席にとどまり、9月に事実上分裂した。所属国会議員49人のうち48人の離党が9月16日に承認され、渡辺創衆院議員(宮崎1区)1人だけが党に残って代表に就いた。党を解散せずに存続させたため、2026年分の政党交付金のうち、10月分の5億8,470万3,000円が10月20日に交付され、残る12月分の5億8,470万3,000円も受け取る見通しとなっている。党は「総選挙の支払いの残りに充てる」と説明しているが、議員1人の党が税金を原資とする交付金を受け取ることに、党内外から批判が出ている。 【経緯】 ・9月8日:党の役員会で、事務処理を担う1人を除いて全員が離党する方針を確認したと報じられた。 ・9月9日:臨時の常任幹事会で、党を解散せずに議員が抜ける「分派」の形を決めた。小川淳也代表(当時)は会見で、交付金は満額受け取る方針を示した。 ・9月11日:小川代表らが出席した立憲系議員の会合で、渡辺創氏1人を党に残すことを確認したと報じられた(日本経済新聞)。誰が最初に提案したのか、本人が志願したのかは、10月19日時点で報じられていない。 ・9月16日:議員総会で48人の離党を承認し、小川氏の代表辞任と渡辺氏の代表就任を全会一致で決めた。立憲出身議員は新党「民主改革の会」(18人。泉健太氏・大島敦氏は不参加)、公明出身議員28人は9月24日に公明党へ復党した。 ・9月18日:藤井総務相は「法律の規定に従い対応」し、所属議員数が変わっても今年の交付額は変わらないと述べた(NHK)。 【お金の流れ(総務省の公表資料)】 ・2026年分の交付決定額:23億3,881万2,000円(基準日1月1日と、衆院選後の選挙基準日2月9日の届け出に基づく)。 ・4月分・7月分:各5億8,470万3,000円が交付済み。 ・10月分:10月20日に5億8,470万3,000円が交付された。中道は10月1日に請求していた(総務省、2026年10月20日公表)。 ・残り:12月分の5億8,470万3,000円。交付は各党の請求に基づく。 ・2027年以降:女性自身は総務省担当者の説明として、2027年1月1日に中道が存続していれば、衆院選の得票数に応じた分として約17億円が中道に支払われ、次の国政選挙まで続くと報じた。週刊新潮(デイリー新潮、2026年10月26日配信)も、中道が来年約17億円を受け取る見通しだと報じた。この額について、総務省の公表資料や大臣発言での裏付けは10月19日時点で確認できていない。 【なぜ議員1人でも受け取れるのか(政党助成法)】 ・第2条:「政党」は、国会議員が5人以上いるか、国会議員が1人以上いて直近の国政選挙の得票率が2%以上の政治団体。中道は渡辺氏1人と2月の衆院選の得票で、この条件を満たしている。 ・第11条:1年分の交付額を4月・7月・10月・12月に分けて支払う。途中で議員が減っても、その年の額は変わらない。 ・第22条:党が解散したり政党の条件を満たさなくなったりした場合、その年の残りは支払われない。解散すれば残り約11億7,000万円は受け取れなかった。 ・第4条:国は交付金に条件を付けたり、使い道を制限したりしてはならない。一方、政党は交付金が税金で賄われていることに特に留意し、責任を自覚するよう定めている。 ・第14条:「政党交付金による支出」から借入金の返済は除かれている。小川氏が債務を「借り入れではなく未払い」と説明しているのは、この区別に関わる。 ・比例代表で当選した議員は、同じ選挙で名簿を出した他党に移ると議員の身分を失う(国会法第109条の2)。2月の衆院選では立憲民主党と公明党は名簿を出さず、民主改革の会は選挙後に結成されたため、移籍しても議席は失われない。 【党の説明】 ・小川淳也氏(9月9日):交付金約23億円のうち約20億円あまりを総選挙の支払いに充てる。支払いは半分も終わっておらず、残りは「ざっと言えば10億円あまり」。借り入れではなく、発注先の民間事業者に支払いを待ってもらい分割払いにしている未払い分で、支払いを終えるまで解党できない、と説明した(東京スポーツ)。発注先の社名・明細・契約書は10月19日時点で公表されていない。 ・階猛幹事長(当時):双方が合意した返済計画であり、踏み倒しや先送りではないと述べた(J-CAST)。 ・階猛氏(民主改革の会幹事長、中道の前幹事長):10月20日の記者会見で、中道が10月分の政党交付金を受け取ったことについて「活動の実態がないのに受け取ろうというわけではない。負い目を感じなくてはいけないものではない」と述べた。同じ会見で「残務整理を進める上で、中道に交付金が入ることは必要だ」とも述べた(共同通信、2026年10月20日配信。テレビ朝日(ANN)も同日、同じ趣旨の発言を報じた)。産経新聞によると、階氏はこの発言の際、公明系も立民系も中道路線を堅持していると説明した。立民の地方議員が周囲への説明に苦慮しているとの指摘には、旧中道の立民系・公明系の議員が協議して決めた対応だとして「限られた時間や資源の中で最善の策だった」と述べる一方、「ご批判は甘んじて受けざるを得ないかなと思っている」と語った(産経新聞、2026年10月21日配信)。 ・階猛氏(同じ10月20日の記者会見):来年の政党交付金の扱いについて「合流した後の政党に政党交付金が入ってくる。これによって総支部長に対する支援も可能になってくる」と述べ、中道が清算業務を終えて民主改革の会と合流すれば、旧立憲民主党系の総支部長140人以上への支援が可能になるとの見通しを示した。支援の具体的な中身・金額・時期は、記事には書かれていない(産経新聞、2026年10月21日配信)。 ・小川淳也氏(民主改革の会代表、中道の前代表):10月23日の記者会見で、中道が10月20日に政党交付金5億8,470万3,000円を受け取ったことについて陳謝し、「最終的に私に大きな責任がある」と述べた。受け取りはやむを得なかったとの認識も示したうえで、国民から見て分かりにくく理解しがたいとの声を受けていると語った(共同通信・時事通信、2026年10月23日配信)。 ・小川淳也氏(同じ10月23日の記者会見):記者から、来年の交付金の受け取りにも批判はやまないとの指摘を前置きに他党との連携について問われ、党内の意見を聞き取っている段階だとして「それ以上のことを申し上げる環境にはない」と述べるにとどめた(産経新聞、2026年10月23日配信)。 ・渡辺創代表(9月16日):49人の総意として職務を託されたとして「しっかりとその職務と向き合ってまいりたい」と述べた。交付金を受け取る判断の是非については、小川氏や階氏に確認してほしいと述べた(J-CAST)。年内の最終的な整理は現実的に不可能との見方を示した(日本経済新聞)。 ・渡辺創代表(10月28日、週刊文春の取材への書面回答):批判は謙虚に受け止めているとしたうえで、監査を踏まえると事務作業の終了は来年1〜2月の見通しで、その時点で2026年分の政党交付金に残額が出れば国庫への返納も含め適切に対応すると説明した。約190の政党支部の閉鎖・会計処理を進めており、返還額は現時点で確定できず、返還の時期は総務省が定めるとした。今年分の交付金は各総支部への支部活動費の交付や党本部の運営経費などに使っているとし、離党した人が長を務めた総支部への離党後の新たな支出や、民主改革の会の総支部への支出はないと述べた。来年分は、受給資格は1月1日に生じるが受け取りは4月後半からで、その時の対応は合流後の組織で判断するとした(週刊文春、2026年10月28日配信)。 ・小川淳也氏(10月29日、ニコニコニュースの番組で高校生の質問に答えて):受け取りで批判を招いたことを「大変申し訳なく思っています」と述べたうえで、支払先がすでに決まっている支払いの責任は果たさなければならないとし、残額が出た場合は「お返しするというのが筋道じゃないかな」と述べた。返す額は、支払いを終えて精査しないと分からないとした。今年受け取る予定の約23億円のうち、総選挙関連の支払いが約20億円あり、4月分・7月分の交付金はすでに支払いに充てたと説明した。使い道は領収書も含めて公開することになり、準備ができ次第自主的に公開した方がよいと思うが、会計監査を受けた正確な情報でなければならないので時間がほしいと述べた。公開の時期は示さなかった(ニコニコニュースの番組、2026年10月29日配信)。 ・小川淳也氏(11月1日、高松市での対話集会。本人の公式YouTubeで配信):当初は自分が1人で党に残るつもりだったが、立憲系の議員を誰がまとめるのかという話になって通らず、渡辺氏が残ることになったと説明した。離党した48人は交付金を受け取らないが、1人に集中した形になることへの有権者の違和感を十分に想像できなかったことを「私の最大の落ち度」と述べた。来年以降の交付金については、受け取りを放棄すべきとの意見に「一理ある」としつつ、他の政党と対等に競ううえで得票数割を放棄することが責任ある態度か迷っているとし、1人で受け取るのはおかしいという声が勝る場合は返金・返納すべきだと思っていると述べた。総支部長約140人の地域活動をどう支えるかも課題に挙げた(小川淳也チャンネル、2026年11月1日配信)。 ・党の発表(9月16日):全国約190の総支部の閉鎖、収支報告書の作成、法定監査への対応を進め、組織・会計・法務の整理を終えた後に新党へ合流するとしている。日本経済新聞は、後に新党と合併すれば得票数に応じた分を新党に引き継げると報じた。 ・党の発表(10月30日):第22回常任幹事会で、愛知13区・北海道4区・大阪6区・東京19区の4つの総支部の解散を決めた。渡辺代表の就任後の第19〜21回で決めた千葉9区・福岡2区・山梨1区・茨城2区・愛知8区・北海道5区・京都2区の7つと合わせ、解散を決めた総支部は11になった(中道改革連合の公式サイト)。 ・交付金の使い道は、5万円以上の支払いごとに支払先の氏名・住所・金額・日付を報告書に記載する義務があり、総務省が公表する(政党助成法第17条・第31条)。小川氏は、使い道を年末か年始に報告できるよう検討すると述べた。 【批判・反応】 ・泉健太衆院議員(元立憲民主党代表):交付金を受け取ることなどについて「納得できる説明が十分に受けられていない」として、民主改革の会への参加を見送った(共同通信)。 ・吉村洋文・日本維新の会代表:選挙目的だけでなくお金が目的だったのではないかと批判した。藤田文武共同代表は、説明責任を果たすのが大前提で、国民の厳しい評価を受けるだろうと述べた(共同通信)。 ・西田実仁・公明党幹事長:国民の税金なので使い道をしっかり示してほしいと述べた。 ・水岡俊一・立憲民主党代表:10月19日午前、国会内での記者会見で、中道の交付金受給について「わが党としての見解を述べるべきではないと思うので、コメントしないでおきたい」と述べた。同じ会見で、中道を離党した立憲出身の議員らについて「仲間とどうやって連携できるのか、考えていきたいという点には違いがない」とも述べた(産経新聞、2026年10月19日13時40分配信)。 ・原口一博・減税日本・ゆうこく連合代表(前衆院議員、元立憲民主党):10月22日、自身のX(旧Twitter)で中道の交付金受け取りを批判し、政党助成法や立憲民主主義の基本が損なわれようとしているのに立憲民主党出身の議員が黙っていると投稿した。あわせて、1年前まで同じ党にいた者として公開討論を申し込みたいと書いた(J-CASTニュース、2026年10月22日配信)。 ・浅尾慶一郎・自民党元環境相(2014年に解党したみんなの党の当時の代表):産経新聞の取材に対し、みんなの党の解党時に代表として未使用の政党交付金や残余財産を国庫に返納した例(本人の説明では返還額は合計14億円ほど)を挙げ、中道にも返納するよう勧めた。来年以降も約17億円を受け取り、中道から選挙に出た仲間に手当てをすれば、失う票がとても大きいことを小川氏に理解してほしいと述べた(産経新聞、2026年10月26日配信)。 ・日本経済新聞は9月10日の社説で、交付金を含む今後のお金の流れを詳しく公表し、余れば国庫に返すなど国民が納得する形で処理するよう求めた。 ・産経新聞は10月24日付のコラム「産経抄」で、中道が交付金を国庫に返納せずに受け取ることを批判し、政党助成法の改正を求めた。 【世論調査(各社の比較)】 ・読売新聞(9月中旬に実施、9月18日に報道。電話調査):中道が未交付分約11億円を受け取ることに「納得できない」80%、「納得できる」11%。民主改革の会の支持率は0%。 ・共同通信(9月17・18日の緊急電話調査):交付金についての質問は、報じられた範囲では確認できない。中道の分裂を受けた野党連携の強化は「必要だ」56.8%。 ・NHK、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、時事通信、JNN、ANN:10月19日時点で、交付金について聞いた結果は確認できていない(判明次第追記)。 ・調べ方の違い:電話調査は、コンピューターで無作為に作った番号に電話をかけ、年齢・性別・地域の割合を国全体に合わせて集計する。一方、SNSや動画サイトの投票は、見に来た人が自分から投票するため、国民全体の割合とは別のものとして扱う。いずれの方式でも「納得できない」が多数という傾向は共通している。 【国会での扱い】 ・衆議院の野党で最も大きい会派は、民主改革の会・公明党・中道でつくる統一会派「中道」(47人)である。 ・国会会議録検索システムで、9月1日以降の発言を「中道改革連合 交付金」「政党交付金 見直し」「政党助成法 改正」などの語で検索したところ、10月24日時点で公開されている会議録では、中道改革連合の交付金や政党助成法の見直しを取り上げた発言は0件だった。公開済みの最新は10月20日の衆議院議院運営委員会で、10月10日以降の会議で公開されているのはこの1件のみ。会議録は会議の1〜2週間後に順次公開される。 ・本会議の代表質問(衆議院10月7・8日、参議院10月8・9日)の会議録は10月24日時点で未公開のため、確認できていない。 ・衆議院・参議院の質問主意書(第222回国会)のうち、題名に「政党交付金」「政党助成」を含むものは、10月24日時点で0件。 ・政党助成法を改正してこうした受け取り方を防ぐ法案や提言は、10月19日時点で確認できていない。 【責任者】 ・中道改革連合:渡辺創代表(9月16日〜)、小川淳也前代表、階猛前幹事長(いずれも分派方針を決めた当時の執行部。小川氏・階氏は現在、民主改革の会の代表・幹事長) ・総務省:藤井総務相(交付の手続き) 【確認できていないこと】 ・債務の相手先の社名、契約内容、金額の内訳(党は公表していない)。 ・渡辺氏を残すことを最初に提案した人物。 ・2027年に約17億円が支払われるという点の、総務省の公式な説明。 ・余った交付金を国庫に返すかどうか(小川氏は可能性に触れ、渡辺代表は10月28日に「残額が出れば返納も含め適切に対応する」と回答したが、返還額・時期は決まっていない)。 【背景・前例】 ・2014年に解党したみんなの党は、解散したため総務省から交付金の返還を求められた(約8億円)。 ・2010年には、解散を決めた党が交付金を寄附の形で移して国庫への返還を逃れることを防ぐ政党助成法改正案が自民党議員から提出されたが、成立していない。 ・政党交付金は共産党を除くほぼ全ての政党が受け取っており、2026年分の交付決定額は自民党が153億6,349万6,000円で最も多い。

関連する投稿・動画(公式の埋め込み)

※ X・YouTube の公式の埋め込み機能で表示しています(本サイトには複製していません)。元の投稿・動画が削除・非公開になると表示されなくなります。YouTube はプライバシー強化モードで表示しています。

日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)の投稿。中道改革連合が10月20日に政党交付金約5億8000万円を受け取ったとするYahoo!ニュースのトピックス「【中道 政党交付金5.8億円受け取り】」を引用している。J-CASTニュース(2026年10月21日)もこの投稿を報じた。

出典:吉村洋文氏の公式Xアカウント(@hiroyoshimura)、2026年10月21日0時50分(日本時間)の投稿 Xで見る

日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)の2026年9月1日の取材対応。8分25秒〜13分ごろ、中道改革連合の“事実上の分裂”について「選挙目当ての野合・談合集団だったということを自分たちで証明したんだと思う」と受け止めを述べ、1億円超を集めたクラウドファンディングは「返金すべき」と述べている(言葉は動画の説明文・題名より)。この動画は政党交付金には触れていない。8分25秒から再生されるようにしている(それより前は大阪府の公務についての質疑)。

出典:関西テレビ(カンテレ)公式YouTubeチャンネル「KTV NEWS」、2026年9月1日公開(全18分06秒) YouTubeで見る

小川淳也・民主改革の会代表のあいさつ(2026年10月20日、衆議院の統一会派「中道」の代議士会)。12分25秒から再生されるようにしている。12分30秒ごろ、「党内外様々、騒音・雑音はございますが、これをものともせず、会派としての一体感を旨として国会対応、そして選挙対策等々、頑張っていこうではありませんか」と述べている。言葉は動画の自動字幕を元に、明らかな変換の誤り(「当内外」→「党内外」、「もともせず」→「ものともせず」)を直して書き起こしたもの。「騒音・雑音」が何を指すかは、このあいさつでは述べていない。この動画は政党交付金には触れていない。

出典:小川淳也氏の公式YouTubeチャンネル「小川淳也チャンネル」(@ogawa_junya)、2026年10月20日公開(全13分37秒) YouTubeで見る

その後の経過

  • 2026-04-20中道改革連合に2026年分の政党交付金の第1回(5億8,470万3,000円)が交付される。
  • 2026-07-17第2回(5億8,470万3,000円)が交付される。
  • 2026-09-09臨時常任幹事会で、党を解散せず議員が抜ける「分派」の形を決定。小川淳也代表は交付金を満額受け取る方針を示す。
  • 2026-09-11立憲系議員の会合で、渡辺創氏1人を党に残すことを確認したと報じられる。
  • 2026-09-16議員総会で48人の離党を承認。渡辺創氏が全会一致で代表に就任。
  • 2026-09-18藤井総務相が「法律の規定に従い対応」と述べ、議員数が変わっても今年の交付額は変わらないと説明。泉健太氏は説明不足として民主改革の会への参加を見送る。
  • 2026-09-24公明出身の衆院議員28人が公明党に復党。民主改革の会(18人)・公明党・中道で衆院の統一会派「中道」(47人)を結成。
  • 2026-10-20総務省が10月分の交付額を公表。中道改革連合に5億8,470万3,000円が交付された(請求は10月1日)。
  • 2026-10-21産経新聞が、階猛・民主改革の会幹事長の10月20日の記者会見での発言として、中道と合流した後の政党に入る政党交付金で、旧立憲民主党系の総支部長140人以上への支援が可能になるとの見通しを報じる。
  • 2026-10-22原口一博・減税日本・ゆうこく連合代表(前衆院議員)がXで中道の交付金受け取りを批判し、旧立憲民主党の議員に公開討論を申し込みたいと投稿(J-CASTニュース)。
  • 2026-10-23民主改革の会の小川淳也代表(中道の前代表)が記者会見で、交付金5億8,470万3,000円の受け取りについて「最終的に私に大きな責任がある」と陳謝(共同通信・時事通信)。
  • 2026-10-23同じ会見で小川氏は、来年の交付金への批判を前置きにした他党との連携の質問に「それ以上のことを申し上げる環境にはない」と述べるにとどめる(産経新聞)。
  • 2026-10-24産経新聞が10月24日付のコラム「産経抄」で、中道の交付金受け取りを批判し、政党助成法の改正を求める。
  • 2026-10-26週刊新潮(デイリー新潮)が、中道が来年約17億円を受け取る見通しだと報じる。
  • 2026-10-26自民党の浅尾慶一郎元環境相が産経新聞の取材に、みんなの党の解党時に交付金などを国庫に返納した例を挙げ、中道にも返納を勧める(産経新聞)。
  • 2026-10-28渡辺創代表が週刊文春の取材に書面で回答。2026年分の交付金に残額が出れば国庫への返納も含め適切に対応するとし、返還額は現時点で確定できないと説明(週刊文春)。
  • 2026-10-29小川淳也氏がニコニコニュースの番組で高校生の質問に答え、批判を招いたことを謝罪。残額が出れば「お返しするというのが筋道」と述べ、使い道は会計監査の後に領収書も含めて公開するとしたが、時期は示さなかった(ニコニコニュースの番組)。
  • 2026-10-30中道改革連合が第22回常任幹事会で4つの総支部の解散を決定。渡辺代表の就任後に解散を決めた総支部は合わせて11に(中道改革連合の公式サイト)。
  • 2026-11-01小川淳也氏が高松市の対話集会で、交付金が1人に集中する形への有権者の違和感を想像できなかったことを「私の最大の落ち度」と述べた。来年以降の分は、1人で受け取るのはおかしいという声が勝る場合は返金・返納すべきだと思うと語った(小川淳也チャンネル)。

出典

本サイトは公表された事実と一次報道を出典付きで整理したものであり、断定・評価を目的としません。訂正のご連絡は問い合わせ先まで。

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